のぼり旗の生地素材は?
素材として主流なポリエステルの例には、ポンジ・トロピカル・
トロマット・超撥水UVカットツイル・遮光スエードなどがあげられます。
中でも最もよく使用されるのは、化繊のポンジで軽さ・薄さ・しなやかさ・
インク裏抜きのよさを誇る薄手生地です。
その他の使用例では、ミニのぼり・タペストリーなどは一般的と
なりつつあります。
次によく目にするのは、トロピカルでこちらはポンジに少し厚みを
もたせた白生地で光沢感がある素材です。
ポンジよりも、約2倍の厚みでのぼり旗の他だとタペストリー・紅白幕などに
おいて幅広く活用されています。
トロピカルをさらに厚くしたのがトロマットで幕やタペストリーなどにも
用いられ、同じく光沢感のある白生地でより一層しっかりとしている点は特徴です。
また、ポリエチレンテレフタレート(PET)と呼ばれる素材は強度に優れるため
屋外用のPOP広告用・バナースタンド用などに用いられています。
一般的に見やすくて太陽光・夜間ライトにも反射せず、質感には高級感があり
発色のよさが特徴です。
リサイクルできる資源ごみなのか?
明らかにボロボロになってしまうと集客どころか人を遠ざけてしまいます。
そのため、定期的な交換が必須です。
一般にのぼり旗の寿命は、3か月といわれています。
ペットボトルでもおなじみのポリエステルは、リサイクルできる資源ごみです。
のぼり旗の素材として主流ですし、のぼり旗の多くはリサイクルできる
資源ごみと捉えて間違いではありません。
防炎の施されている場合に特殊な薬剤が用いられていることがあり、
気にする必要はあるようです。
ただ、現代の技術によっては、問題なく新たな化繊に再利用できます。
ミニのぼりなどを除いては事業ごみとして扱われるため、違法放棄と
ならないよう注意は必要です。
回収に出すときには市の分別ルールに従うことも大切でポール・スタンドなど
分解できるものは分解します。
なお、一種であるポリエチレンテレフタレート(PET)が同じように回収
できるかは、市の区分によってまちまちで一概にはいえない現状です。